はじめの一歩
Macintosh本体の蓋を開けて内部を触ることで、Appleの保証を失うことになります。
各自、ページの内容及び、注意をよく理解した上で、自己責任で実行して下さい。
まずは、6100の蓋を開けて内部を見てみることから始めましょう。
静電気は精密機器の敵です。
冬場は特に強力な静電気が発生しやすく、SIMMなどは簡単に破壊されてしまいます。
作業時には特に注意し、気になるようなら風呂上がりの薄着の時に行うなど、万全を期して下さい。
- まずは6100に接続されている電源やSCSI、ディスプレイなどのケーブルを全て外し、作業しやすいところに置いてから上部の蓋を開けます。
その前にマニュアルや技術情報などの冊子に目を通すことも忘れずに。
電源ケーブルはつけておいた方がいいという話もありますが、分解中にうっかり電源が入ってしまったりすることを防ぐために、抜いておいたほうがいいでしょう。
- 6100を開けるには特に工具は必要ありません。
後部上方の二つのツメの部分を広げながら上に持ち上げれば、蓋を取り外すことができます。
- ちょっと脱線して、バックパネルのコネクタ類の復習をしておきましょう。
右上がAVカードのディスプレイクネクタとSビデオの入出力です(もちろんAVモデルのみ)。
下側は左から、AAUIイーサコネクタ(10Base/Tなどに接続するには専用アダプタが必要です)、SCSI、高密度ディスプレイ端子(内蔵ビデオ)、シリアル(プリンタ)、シリアル(モデム)、ADB、ヘッドフォン端子、マイク端子です。その右の小さなボタンはインタラプトとリセットのボタンです。
- 内部を開けるとこんな感じになってます(AVモデルの場合)。
右手前に見えるのがPDSスロットアダプタに装着されたAVカードです。
上方左がFDドライブ、中央がCD-ROMドライブ、右がハードディスクです(写真はIBM製の1Gに変えてあるので、純正ドライブとは外見が異なります)。
手前左が電源です。
- 6100/60,6100/66などの非AVモデルでは内部はもう少しすっきりしています。