蒼い瞳のアイツ
Macintosh本体の蓋を開けて内部を触ることで、Appleの保証を失うことになります。
各自、ページの内容及び、注意をよく理解した上で、自己責任で実行して下さい。
さらに、このプロセスの対象は上級者です。
用語の意味が解らなかったり、手順で不明なことがある場合は、
無理をせず実行を諦めて下さい(そのため、必要以上に詳細な説明は避けています)。
理解と技術力のある人のみ、自己責任で取り組むようお願いします。
番外編プロセス「蒼い瞳のアイツ」の巻 †
- 何のため?
自己満足及び、改造を他の人に自慢するためでしょう ^^;
どうしてこれが最強化プロセスなのかという気もしますが、 巷で流行っているようですので6100の会としても押えておきます。
- 使えるLEDの種類
青LEDに限らず、通常の規格のLEDであれば、取り換えるだけできちんと発光します。
直径5mmのLEDで、1.8-2.2V、10-20mA程度が適当なようです。
私は秋葉原のラジオデパートの2階奥の店(サン・エレクトロ Tel:03-3255-2923)で、 高輝度青色LEDを一つ300円、赤色は100円で購入しました。
ちなみに両方のLEDとも、光っていない時は完全に透明です。
秋葉原でしたら他にも各所のパーツ屋で入手できます(値段はかなり違います)。
最近は青が流行のようですが、それ以外の白や赤、 あるいはRGB対応のLEDで派手に光らせるのもよいでしょう。
- コネクタ付きLEDの作成
6100から取り外した標準の緑色LED(赤と黒のケーブル)と今回自作した青色LED(黄色と黒のケーブル)。ようするに、そっくり同じものを作ればよいわけです。今回は絶縁用の熱収縮チューブまで同じ黒に揃えました。もし標準でついていた緑色LEDをもう使わないのであれば、 その部分を切断して、青いLEDにすげ換えることもできます。
ケーブルの長さには多少余裕があるので、なんとかなります。
コネクタの部品などがどうしても手に入らない時はそうするしかないでしょう。
というわけで、
LEDの他にもリード線やロジックボードに繋ぐためのコネクタ等もパーツ屋で購入します。
コネクタ部分は秋葉原駅ガード下2階のパーツ屋(山長通商 Tel:03-3251-9691)で見つけた、
モレックス3021という部品と専用の金具?(リード線をハンダ付けする部分)を使いました。
部品代の合計としては500円程度でしょうか。失敗した時のために、複数買っておきましょう。
買うべきパーツがよく分らない時は、本体に付いていたLEDをコネクタごと店に持っていって、
同じパーツを探すと良いでしょう(私もそうしました)。
リード線の先に取り付ける金具は一度コネクタに差し込むとなかなか抜けません。+-をよく確かめてから差し込むようにしましょう。
どっちがLEDの+-かわからない時は、もともとついていた緑色LEDと同じ配線にすればよいです。
LEDの交換作業 †
まずは本体をばらして、標準の緑色電源LEDをコネクタごと取り外します。
経験のある方はご存知だと思いますが、これが結構な作業です。
基本的にほとんど6100を完全にばらさないといけません。
不器用だと自認する方はやめておいたほうがいいです。
元に戻らない、あるいはパーツや回路を破壊する可能性も低くありません。
というわけで、分解自体については上級者向けプロセス「バラバラ事件」を御覧下さい。
- 自作LEDケーブルを矢印の位置のコネクタに接続して、
とりあえず基板にだけ電源を通し、発光するか確かめます。
ドライブ類を接続していなければ、電源はいつ切っても大丈夫です。
起動時にはちゃんと起動音が鳴るか確かめましょう(スピーカケーブルの接続を忘れずに)。
もし光らない場合は、配線がショートしていないか、+-が逆でないか確かめます。
全部組み立ててから光らないことがわかると再び分解するのは面倒ですから、 必ず先にちゃんと発光するか確かめておきましょう。
- 発光するのを確かめたら、
プラスチックのドライブマウンターの裏側の、矢印の位置にLEDをセットします。
ケーブルも元あったケーブルと同じ位置にセットします。
- LEDをセットしたマウンターを本体に元通り取り付けた後、電源を入れた写真です。
高輝度LEDというだけあり、真正面から見るとかなりまぶしいです。
- 赤いLEDをセットしてみました。Red Zoneに突入という感じでよいです。
この後は全てを元通りに組み立てて作業完了です。
- 赤と青の電源ランプの6100。あとは黄色があれば完璧でしょうか。
写真はデジカメで撮ったため、赤、青とも色が飛んでいます。
特に青は薄い水色のように見えていますが、実際はかなり濃い青で発光しています。
こればかりは実際に目にしないとわからないでしょう。